2013-07-31 Wed

出産報告。

7月24日、出産いたしました。

P&K121.jpg

難産になってしまい、カレンは産後に高熱を出してしまいました。
疲れと高熱からか子犬たちの世話もままならず、付きっきりでサポートしていましたので
ご報告が遅れてしまいました。

私は嘘をついたり隠し事をするのは嫌いな性分です。
なので今回の出産の全てを正直に綴りたいと思います。

7月24日、午前8時頃に突然の破水。
4日ほど前から1日に4回の検温をしていましたが、
大きな体温の低下が無かったので完全に油断してました。

9:35 333gの男の子を出産
産声を上げず、舌が出たままの状態。
すぐに身体を振り、羊水を出す。
さらにタオルで拭いて刺激を与えるが反応なし。
鼻と口を覆って吸い出しを試みるが何も出てこない。
反対に人工呼吸を試みる。
諦めずに30分以上あれこれと手を尽くしたが蘇生しなかった。

9:53 298gの女の子を出産。
すぐに産声を上げた。

10:28 213gの女の子を出産。
とっても小さな女の子。
最初の子と同じで産声を上げない。
同じように蘇生を試みたが、この子も戻ってくることはなかった。

10:55 381gの女の子を出産。
すぐに産声を上げた。

12:25 453gの女の子を出産。
すぐに産声を上げた。
大きな女の子でなかなか出てこず、このサイズはカレンには大変だったみたい。
この時にかなりの体力を消耗したと思われる。

12:38 354gの女の子を出産。
すぐに産声を上げた。

13:25 372gの男の子を出産。
すぐに産声を上げた。
生存しているのは全て女の子だったので、やっと男の子が!

出産はここで小康状態に。
陣痛は来ているものの、いきむ間隔が短くならない。
ここからが大変な難産の始まりだった。
獣医師の指示通りに運動をさせて、しばらく様子を見ていたが、
一向に生まれる気配がないので病院へ。
レントゲンを撮ると少なくともあと2頭は居る模様。
カレンの状態からして自然分娩で出産できると判断されたので自宅へ戻る。
その後もいきむ間隔は短くならず、ただただ時間ばかりが過ぎていく。
(この間も定期的に運動に連れ出していた)
23時頃、やっと足が見えた。
が、途中でいきむのを止めてしまい、引っ込んでしまった。
その後はいきもうとしない。。。
すぐに病院へ電話をし、指示を仰ぐ。
陰部に指を突っ込み刺激を与えて、いきみを促すように言われたので試みる。
いきみは起きるものの、その力はとてつもなく弱かった。
なんとか足に触れられるので、引っ張り出そうとするが
カレンのいきみが弱いのでなかなか出てこない。

7月25日 0:12 490gの男の子を出産。
残念ながら既に硬直していた。
今までで1番大きな赤ちゃんだった。
僅かな体力しか残ってなかったカレンには
自身の力だけで産み落とすのは困難だったようだ。

この男の子がストッパーになっていたと思われるので、
次の子はすぐに生まれるだろうと獣医師に言われたが、陣痛すら起きない。
カレンはすでに疲労困憊、睡魔が襲い、それに勝てないようだった。
何も手立てがない。何よりもカレンには体力が残ってない。
運命に身を任せ、あとは奇跡を信じるしかない。
朝1番で病院へ行く決断をし、既に生まれている子たちに
睡魔に負けて眠りについているカレンのおっぱいを順番で吸わせながら朝を迎えた。
朝、病院へ行く。レントゲンを撮ってみると赤ちゃんの姿勢
(身体が伸びている、頭が上がっている、手が下がっている)からして
亡くなっている可能性が高いと伝えられた。
とりあえず夕方まで様子を見ることになった。
そして夕方までに陣痛が来なければ母体が危ないので、
その時は手前にいるようなら引っ張り出し、奥にいるようなら帝王切開することになった。
14時頃、病院から電話があり、夕方は急用が入ってしまったので
今から来院するように言われる。
病院に着き、赤ちゃんの位置を確認するとギリギリ引っ張り出せる場所にいるようだ。

14:34 427gの男の子を出産。
この子も硬直が始まりつつあった。

もう居ないとのことなので、子宮の洗浄をしてもらい帰宅。
18時頃、陰部から人間の赤ちゃんの握りこぶし大ほどの
膜の張ったドス黒いものが排出される。
プヨプヨしていて膜を破るとドス黒い液体が出てきそうなので、破らずに病院へ電話。
後産だと言われたので、ティッシュにくるんでゴミ袋へ。
20:44 母が「赤ちゃんが出てきた!」と声を上げた。
「レントゲンには写ってなかったのになぜ?」と思いつつ、出てきた子を確認すると…。
形はドーベルマンになっていましたが、大きさは半分ほどの成長途中の胎児でした。
身体はフニャフニャ、まだ骨化する手前の状態のようです。
だからレントゲンでは確認できなかったのでしょう。
これを踏まえて「もしや!?」と思い、先ほどゴミ袋へ入れてしまったものを探し
膜を破ってみたところ、こちらは形の不完全な更に小さな胎児でした。
どちらの胎児も性別は不明。まさかこんなことが…。

胎児も含めると全11頭、小柄なカレンには多すぎる頭数だったのかもしれません。
今回の出産を踏まえ、獣医師からカレンは出産に向いていない体質と言われました。
「7頭目までは比較的スムーズなお産だが、その後は難産。
生まれてきた子たちの大きさの差がありすぎる。
母体への負担を考えると、もう出産を経験させないほうが良い」と。
もともと今後は予定していなかったので、これでカレンの繁殖は終わりです。

7月26日、亡くなった子たち6頭の火葬へ。
骨の脆い赤ちゃんなので、「熱風でお骨が飛んでしまわないように」と
囲いを作って下さいました。
さらに「少しでも形が綺麗に残るように」と
遠火で時間を掛けて丁寧に火葬して下さいました。
火葬終了後、今にも壊れそうなお骨は手と刷毛で納めました。
細いあばら骨、小さな大腿骨、天使の羽と言われる肩甲骨…。
薄っぺらい頭蓋骨は形が崩れてしまっていて…。

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寂しくないようにと全員一緒に小さな骨壺に。
お骨は家に持って帰り、家族の一員として我が家に居ます。
1頭を残すつもりだったのに7頭が残ることになったよ。大家族だね。
命の誕生はとても喜ばしいことですが、1頭も蘇生させることの出来なかった悔しさや
悲しみで毎日思い出しては涙して過ごしております。
亡くなってしまった子たちのためにも生存している5頭は何があっても守り抜きます。
もう決して欠けさせることなどしたくありません。

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とりあえず生存している5頭はスクスクと順調に育っております。
長くなってしまうので、誕生から現在に至るまでの5頭の様子は次回の更新にて。


〜カレンBABYの記録一覧〜

全頭ブラック&タン(胎児を除く)

7月24日
09:35  333g  男の子(死亡)
09:53  298g  女の子(ピンク)
10:28  217g  女の子(死亡)
10:55  381g  女の子(オレンジ)
12:25  453g  女の子(イエロー)
12:38  354g  女の子(パープル)
13:25  372g  男の子(ブルー)

7月25日
00:12  490g  男の子(死亡)
14:34  427g  男の子(死亡)
18:15  胎児  性別不明(死亡)
20:44  胎児  性別不明(死亡)


P&K124.jpg

「1頭足りない!」と焦って探していたらカレンと同化してました。


P&K125.jpg

カレンは良い母親をしております。
BABYたちが可愛くて仕方ない様子。


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左からイエローちゃん・パープルちゃん


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「やあ!」
オレンジちゃんからのご挨拶です。

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